フォーラムで講演をします

前回の記事からだいぶ間があきました。

私の仕事と生活も大きく変わり、今年度から奈良県にある天理大学文学部歴史文化学科考古学・民俗学専攻にて教員をしています。

さて、今回は9月24日に弘前大学にて開催されるフォーラムのご案内です。

 

平成28年度地域未来創生センターフォーラム
市民と文化財「博物館的想像力 渋沢敬三今和次郎 -民具学・考現学青森県-」

日 程: 平成28年9月24日(土)  13:00~16:30

場 所: 弘前大学人文社会科学部 多目的ホール

主 催: 弘前大学 人文社会科学部 地域未来創生センター

後 援: 青森県教育委員会弘前市教育委員会三沢市教育委員会東奥日報社      株式会社陸奥新報社、デーリー東北新聞社

対 象: 100名 参加料: 無料

申込み: 不要・当日の参加が可能

問い合わせ先: 弘前大学 人文社会科学部 地域未来創生センター 

プログラム

 司会 渡辺麻里子(弘前大学人文社会科学部教授)

  13:00~13:10 開会の挨拶 弘前大学 副理事 曽我 亨

 第1部

  13:15~14:15 (特別講演)天理大学文学部 准教授 丸山 泰明

 第2部

  14:30~16:05 県内博物館関係者によるご報告

  16:05~16:20 市民と語る

  16:20~16:30 閉会の挨拶 弘前大学人文社会科学部 教授 渡辺 麻里子

 

詳細は下記にてご確認ください。

http://www.hirosaki-u.ac.jp/23229.html

私は「渋沢敬三今和次郎—博物館的想像力の近代と青森」と題して講演をします。

渋沢敬三は、青森県にかつて存在した小川原湖民俗博物館や十和田湖科学博物館の設立のきっかけをつくった人物です。渋沢は大蔵大臣もつとめた財界人であるとともに深い学識を持っていましたが、その思考の根底には中学生の時の少年博物学者の日々がありました。一方、青森県出身の今和次郎は民家研究や考現学で有名ですが、今が民俗博物館に関心を持ち民家の展示を作っていたことはあまり知られていません。講演では「博物館的想像力」という言葉をキーワードにして、友人関係であった渋沢と今が、なぜ民具や民家といった生活文化を収集・観察し、そして展示によってどのようなメッセージを伝えようとしたのかについて考え、現代における博物館の意義について問い直します。また、渋沢が仙台にあった第二高等学校の学生の時からたびたび訪れていた青森で見たもの、学んだことについてもご紹介します。